- プロ注(2024年/2025年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 2024年選抜高校野球/日程・注目選手 (03/27)
- 2024年選抜高校野球/注目選手プロフィール (03/27)
- 間木 歩(報徳学園) (03/27)
- プロ注目選手/2024年ドラフト (03/27)
- 藤本 陽毅(京都国際) (03/27)
- 森 陽樹(大阪桐蔭) (03/27)
- 正林 輝大(神村学園) (03/27)
- 関 浩一郎(青森山田) (03/27)
- 高尾 響(広陵) (03/27)
- 境 亮陽(大阪桐蔭) (03/27)
- 田中 陽翔(健大高崎) (03/27)
- 石垣 元気(健大高崎) (03/26)
- 吉川 勇大(青森山田) (03/26)
- 2024年選抜高校野球/スカウト総括 (03/26)
- 中日ドラゴンズ/ドラフト2024 (03/26)
- ソフトバンクホークス/ドラフト2024 (03/26)
- 巨人・読売ジャイアンツ/ドラフト2024 (03/26)
- 阪神タイガース/ドラフト2024 (03/26)
- 洗平 比呂(八戸学院光星) (03/25)
- 熊谷 陽輝(中央大) (03/25)
【球団別】 中日 日ハム 東京 西武 巨人 楽天 横浜 福岡 広島 千葉 阪神 オリ
【24候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
球速表示以上に伸びのある直球と落差の大きいカーブ。柔軟性に恵まれた長身細身の左腕。
2012年千葉ロッテ2位
動 画
投球成績
09春: 登板無し
09秋: 4 0勝0敗 4 4 3 0 0.00
10春: 6 5勝0敗 40 27 36 13 8 1.80(4位)
10秋: 4 0勝2敗 24.1 22 15 7 6 2.22(8位)
11春: 6 5勝0敗 43.1 34 30 13 3 0.62(1位)
11秋: 3 2勝0敗 25.1 16 28 8 5 1.78(2位)
12春: 5 3勝2敗 39 19 25 19 2 0.46(1位)
12秋: 5 2勝1敗 32.1 29 32 8 11 3.06(5位)
通算: 33 17勝5敗 208.1 170 71 35 1.51
奪三振率7.34 四死球率3.07
※ 10春:MVP 11春:ベストナイン
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
09選: 1 2 3 1 4 3 132㌔(東ド) 東洋大
10選: 1 先 5 2 2 3 2 135㌔(神宮) 中央学
11選: 3 19 15 18 6 7
先 9 6 12 3 1 140㌔(東ド) 福工大
先 5 5 4 2 5 142㌔(神宮) 富士大
先 5 4 2 1 1 139㌔(神宮) 東洋大
11神: 1 先 7 2 10 4 1 142㌔(神宮) 函館大
12選: 1 先 9 2 11 1 0 143㌔(神宮) 広経大
通算: 7 42 24 42 18 13 防2.79
被安打率5.14 奪三振率9.00 四死球率3.86
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
11W杯: 2 7 11 9 3 7 9.00
投球成績詳細
福教大 先 6 2 9 1 0 ○
九工大 先 6 4 4 2 0 ○
日経大 先 5.1 7 4 1 4
福工大 先 9 1 9 4 0 ○
九産大 先 6.2 4 6 3 2 ○
先 7 9 4 2 2 ○
40 27 36 13 8 防1.80
被安打率6.08 奪三振率8.10 四死球率2.93
10秋 回数 被安 奪三 四死 自責
福教大 先 6 5 3 2 3 ●
福工大 2.2 1 2 0 1
日経大 先 7 7 4 2 1
九産大 先 8.2 9 6 3 1 ●
24.1 22 15 7 6 防2.22
被安打率8.14 奪三振率5.55 四死球率2.59
11春 回数 被安 奪三 四死 自責
九工大 先 6 2 4 2 0 ○
福経大 先 9 10 6 3 1 ○
福教大 先 5.1 7 2 2 0 ○
福工大 先 5 4 5 2 2
先 9 5 6 2 0 ○封
九産大 先 9 6 7 2 0 ○封
43.1 34 30 13 3 防0.62
被安打率7.06 奪三振率6.23 四死球率2.70
11秋 回数 被安 奪三 四死 自責
福教大 先 9 5 9 2 1 ○
九産大 先 7.1 6 5 4 3
福工大 先 9 5 14 2 1 ○
25.1 16 28 8 5 防1.78
被安打率5.68 奪三振率9.95 四死球率2.84
12春 回数 被安 奪三 四死 自責
福工大 先 7 4 6 3 1 ●
福教大 先 9 3 5 4 0 ○封
九工大 先 6 4 7 2 0 ○
日経大 先 8 4 5 4 1 ●
九産大 先 9 4 2 6 0 ○
39 19 25 19 2 防0.46
被安打率4.38 奪三振率5.77 四死球率4.38
最新記事
■ 川満が制球乱す 九共大(西日本スポーツ) 12/10/9
福岡六大学野球の秋季リーグ戦最終週第3日は8日、福岡市の福岡工大野球場で優勝決定戦を行い、九産大が九共大を3-0で破り、4季ぶり34回目の優勝を決めた。九共大は福岡工大と引き分けた前日の悪い流れを断ち切れなかった。先発の川満が初回、2死後に四球と味方エラーなどで2点を先制され、5回には痛恨の一発を浴びた。4四球と制球を乱し「抑えようという気持ちが強すぎて力んでしまった」とうつむいた。5回途中からは3連投となる大瀬良が無失点に抑えて味方の反撃を待ったが、好機に一本が出なかった。目標だった4季連続優勝は逃したが、大瀬良は「ヤフードームで九産大を倒せるように頑張りたい」と、リーグ2位からの明治神宮大会出場へ視線を向けた。
12秋 回数 被安 奪三 四死 自責
九工大 先 7 6 10 1 0 ○封
福教大 先 6 5 7 1 1 ○
日経大 先 6 9 4 1 5
九産大 先 7 4 7 3 4 ●
福工大 先 6.1 5 4 2 1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
九産大 先 4.1 3 1 4 1 ●…優勝決定戦
36.2 32 33 12 12 防2.95
被安打率7.85 奪三振率8.10 四死球率2.95
09秋 10春 10秋 11春 11秋 12春 12秋 通算
先発: 0 6 3 6 3 5 5 28
完投: 0 1 0 3 2 3 1 10
完封: 0 1 0 2 0 1 1 5
■ これが今年のドラフト1位(週刊現代) 12/9/3
宮古島出身の川満にとって、高校時代の東浜は雲の上の存在。しかし4年後、同じドラ1候補に名を連ねるまでに成長した。「1巡目本指名はないだろうが、左の先発がほしいロッテ、沖縄だからソフトバンクの外れ1位はある」(在京球団スカウト)
■ 九州共立大・川満に虎スカウト熱視線(デイリースポーツ) 12/8/12
阪神2軍が11日、鳴尾浜で九州共立大とプロアマ交流戦を行った。先発した九州共立大のプロ注目左腕・川満寛弥投手(4年)は4回2失点。それでも、6人態勢の阪神を含む8球団27人のスカウトが見守る中、3者連続を含む5奪三振で、能力の高さを見せつけた。186センチ左腕が圧巻の3者連続の三振ショーを披露した。四回、先頭の橋本に対し、スプリットで3球三振を奪うと、続く藤井宏もスプリットで空振り三振。甲斐に対しても3ボール2ストライクからスプリットを投げ込み、空を斬らせた。緊張気味だった初回こそ、先頭の西田への四球から、ブラゼル、荒木に連続適時打を浴び2点を失った。二回以降は立ち直り、腕を強く振る本来の投球を取り戻した。3度目となるプロとの対戦に「大学生に真っすぐで空振りを取れるコースがあるけど、プロの打者はファウルを打たれたり、当ててヒットにされる」と“課題”を見据えた。この日の直球の最速は138キロ。だが、長身から投げおろす直球は角度があり、打者の体感速度は球速以上だ。阪神・田中スカウトは「上位候補の投手です。球持ちがよく、動じないしね。球速はプロに入って、体力をつければもっと出ると思う」と高い評価を与えた。今秋のドラフト指名候補。伸びしろが大きい左腕に今後も入念なマークを続ける。
回数 被安 奪三 四死 自責
阪神2軍 先 4 4 5 3 2 138㌔
■ 九共大8強入り 川満11K完封、全国大会初(西日本スポーツ) 12/6/14
第61回全日本大学野球選手権は13日、神宮球場と東京ドームで1、2回戦計7試合を行った。九州共立大は今秋のドラフト上位候補の川満寛弥(4年・宮古総合実)が全国大会初の完封を2安打11奪三振で飾り、広島経大(広島六大学)を2-0で下して準々決勝に進出した。巨人杉内に倣い、脱力したフォームからリリース時だけ力を込める。赤土のマウンド上。下半身から指先へ伝わっていく好感触が、立ち上がりの川満を大胆にさせた。2度の3球三振を奪い三者凡退の初回。11球全て直球だった。「直球にタイミングが合っていないのが分かった」。3回まででパーフェクトの7K。途中に出した143キロは自己最速だった。福岡ソフトバンクの福山スカウトは「今年一番の状態」と感じていた。3勝2敗と白星が伸び悩んだ春季リーグ戦後、約2週間、ブルペンで投球を洗い直した。昨秋までの好調時の映像と比較し、仲里清監督が原因を割り出してくれた。「要はここ(左股関節)に(体重が)乗ってなかったんですね」(同監督)。理由があった。最終学年。「球速にこだわらない」という持論を曲げ、川満は強さの源を速さに求めた。昨秋から6キロ増しの体で腕を振り、確かに140キロは出たが、自己ワーストのシーズン19四死球。「上体に頼っていて安定しない。何か違う」。そこから下半身主導の原点に回帰。大会直前にシート打撃で投げさせた仲里監督にも、やはり「オープン戦も通じて今年で一番」と見えた。1点リードの4回、先頭打者に二塁打を浴びる。相手打線はバットを短く持ち、なりふり構わぬミート作戦に転じていた。そこで序盤の投球を伏線に変える。「当てにきたのは分かった。直球で押せていたので、今度は変化球で」。天性のセンスで抜くカーブは最“遅”95キロで、最大緩急差48キロ。スプリットも交えて打者の目先を変え、5回以降は二塁から先に行かせなかった。一戦必勝のトーナメント。6、7回で大瀬良(3年・長崎日大)へスイッチ-と青写真を描いていた仲里監督も「あまりにいい。流れを変えまい」と思いとどまった。11奪三振で全国大会初完封。川満の控えめな小声にも自信が宿る。「全国から強い学校が集まる大会。うれしいですね」。4年連続の選手権。同じ沖縄出身で高校時代は雲の上の存在だった東浜(亜大)と「決勝で対戦したい」と願った。
巨人・杉内を意識した“脱力投法”で、最速143キロの直球、120キロ前後のスプリット、さらに90キロ台のカーブとを自在に駆使した。ロッテの永野チーフスカウトは「今年一番の出来。(1位候補の)評価は変わらない」と絶賛した。(スポーツ報知)
今春のリーグ戦後に「小手先で抑えていた」(仲里監督)というフォームを修正。「しっかりためをつくって投げること」をテーマに掲げて取り組んだ。直球主体に攻めたこの日は自己最速を1キロ更新する143キロをマーク。阪神・田中スカウトは「今シーズンで一番よかった」と大舞台での好投を高く評価した。(デイリースポーツ)
■ 九共大3連覇 川満完投、初の胴上げ投手(西日本スポーツ) 12/5/28
九共大が九産大を7-1で破って勝ち点を5とし、3季連続38度目の優勝を決めた。先発の川満寛弥(4年・宮古総合実)が1失点(自責0)完投。最優秀選手賞には7勝を挙げた九共大の大瀬良大地(3年・長崎日大)が選ばれた。初めて歓喜の輪の中心に立った。9回1死一、三塁。最後の打者を投ゴロ併殺に仕留め、川満が両手を天に突き上げた。「うれしいですけど、あまり実感がないです」。初体験の胴上げ投手。ゲームセット直後のパフォーマンスとは対照的に控えめな笑みを浮かべた。宮古島の無名校出身。入学時から「ゆるキャラ」の左腕が、闘志を前面に押し出した。4回まで無安打。3点リードで迎えた5回、味方守備にも足を引っ張られて1点を失った。その直後、マウンドに駆け寄った仲里清監督に「代わるか?」と問われて「嫌です」と、即答。後続2人を打ち取ると、珍しくガッツポーズも飛び出した。福岡ソフトバンクの永山スカウト部長をはじめプロ5球団のスカウトが見守る中、99球で投げきった。試合前の時点で防御率はリーグで唯一の0点台も、2勝2敗と勝ち星に恵まれなかった。「(自分の)勝敗は気にしない。抑えることが仕事だから」。5年連続出場となる全日本大学選手権。昨年は優勝した東洋大に0-2で敗れ、4強止まりだった。左腕の川満と今春7勝無敗の3年生右腕・大瀬良を軸に今年は頂点を見据える。
過去記事
■ 九共大・川満、完封で今季初勝利(西日本スポーツ) 12/4/30
今秋ドラフトの注目左腕、九共大の川満寛弥(4年・宮古総合実)が被安打3で完封、今春初白星を挙げた。今春2試合目の川満が被安打3で福教大をシャットアウト。「先制した直後から完封するつもりだった。やっと勝てて本当に安心した」。リードはわずか1点ながら、強い気持ちで9個の「0」を並べた。7回2失点で負け投手となった21日の福岡工大戦以来の先発。4四球を与えるなど制球に苦しんだ。「ボール自体は悪くない。低めに集めることを心掛けた」。5回は2死から連打と四球で満塁のピンチを招いたものの、右打者の後藤大を外角低めの真っすぐで空振り三振。要所を締めて、1点を守り抜いた。オフにウエートトレーニングなどによる肉体改造に取り組み、体重は昨秋から約5キロ増の80キロとなった。ただ、大きくなった体と投球フォームがマッチしていないという。「60点にいかないくらい」(仲里清監督)という状態だが、最上級生として仕事は果たした。九共大は2連勝で勝ち点を2とし、九産大と並んで4勝1敗で首位をキープ。「調子は上がってきている。全日本大学選手権に向けて、もっと良くしていきたい」。目標の全国制覇へ、徐々にギアを上げていく。
■ 九共大・川満快投 阪神スカウト高評価(デイリースポーツ) 11/11/24
阪神が来秋ドラフト上位候補として注目する九州共立大の左腕・川満寛弥投手(3年)が1回戦の函館大戦に先発。4者連続を含む10奪三振で7回2安打1失点の好投を見せた。前の試合が延長戦となり、開始時間が2時間近く遅延。加えて冷たい雨の中での試合となったが、徐々に調子を上げた。「状態は良くなかったが、イニング間のキャッチボールで足の踏み込み方を確認した」と修正能力も披露。六回まで無安打に封じた。七回に連打で1失点も、自己最速タイをマークした142キロ速球は球速以上のキレを見せ、186センチから投げ下ろす落差のあるカーブやチェンジアップも効果的だった。阪神・田中スカウトは「球速が戻ってきたし落ちる球もよく使えていた」とほれ直した。ロッテ・永野スカウトも「(打者は)マシンで打撃練習しても対応できない難しさがある」と評価した。八回からは再来年のドラフト候補右腕・大瀬良大地投手(2年)が150キロ速球を武器に2回を0封。新垣渚(現ソフトバンク)、山村路直(元ソフトバンク)の2枚看板で優勝した1999年以来となる明治神宮大会勝利を飾った。仲里清監督(56)は「当時と雰囲気が似ている」と手応えを感じている。川満は「(今年の)大学選手権の4強以上が目標」と頂上を見据えた。
■ 川満 復活完投 左エース 九共大4連勝導く(西日本スポーツ) 11/9/12
福岡六大学野球秋季リーグ戦の第2週2日目は11日、北九州市の九共大野球場で3試合があった。九共大は先発の左腕エース・川満寛弥(3年・宮古総合実)が5安打9奪三振の1失点完投。5-1で福教大に逆転勝ちし、開幕4連勝を飾った。復調した左のエースが開幕4連勝を導いた。川満は夏に腰を痛めて開幕に間に合わず、この試合が秋季初登板。5安打1失点の力投で、6月の全日本大学選手権1回戦、福井工大戦以来の完投勝利を飾った。苦しい展開だった。6回に1点を先制されたが、大きく落ちるカーブなど変化球を多用し、凡打の山を築いた。我慢の投球が実り、8回に味方打線が一挙5点を奪って逆転。「腰は少し痛みが残っているが大丈夫。ただ久しぶりのマウンドで疲れた。最後はバテバテでした」と汗をぬぐった。10月1日に開幕する第39回ワールドカップの日本代表に大学生で唯一選出された。25日から戦列を離れ、戻るのは10月20日前後。九州大学選手権直前だ。リーグ後半は右の大瀬良と並ぶ二枚看板の一枚を欠くが、仲里監督は「世界を体感して成長してほしい」と送り出す。
■ 九州共立大・川満 杉内似のフォームで6安打完投(スポニチ) 11/6/9
九州共立大は大学日本代表候補に初選出された1メートル86の大型左腕・川満が、9回2失点(自責1)と好投して2年ぶりの初戦突破を決めた。ソフトバンク・杉内を意識したゆったりとしたフォームからスライダー、カーブを織り交ぜ、福井工大打線に的を絞らせずに6安打完投。「調子が良くて飛ばしたら後半バテてしまった」と苦笑いを浮かべたが、「しっかり周りを見て冷静に投げられた」と満足そうな表情を浮かべていた。
■ 九共大の川満 完封で5勝目(西日本スポーツ) 11/5/23
福岡六大学野球春季リーグ戦の第6週第2日は22日、北九州市八幡西区の九共大野球場で2試合を行った。すでに2季ぶりの優勝を決めている九共大は九産大を2対0で下し、勝ち点を5として全日程を終了。先発の川満寛弥(3年・宮古総合実)は完封で今春5勝目を挙げた。
■ 川満(九共大)目標5勝(西日本スポーツ) 11/4/12
九共大の左腕、川満寛弥(3年・宮古総合実)が2度目の春に返り咲きを狙う。「思うように体が動く感じ。状態はすごくいいです。リーグ戦で投げる試合はすべて勝つ。5勝が目標です」。昨春は無傷の5連勝を挙げて最優秀選手賞を獲得したが、昨秋はまさかの0勝2敗に終わった悔しさを胸に雪辱を期す。187センチの長身に長い手足。ソフトバンクの杉内を参考にした柔らかいフォームから繰り出す、伸びのある直球が持ち味だ。高校時代は全く無名で3年夏は沖縄大会初戦で興南高に敗れたが、その素質にほれ込んだ仲里清監督の誘いで九共大に進学。昨春からエースとしてチームを引っ張る。その昨春は初めてリーグ戦を通じて先発し、夏には経験したことのない疲労感に悩まされた。調整不足のまま秋に突入。思うような投球ができず、「筋力が落ちてフォームがバラバラになっていた。体力も土台となる筋力も足りないと気付いた」と猛省した。この冬は股関節周りなど体幹を強化。開幕前の準備は万端だ。習得したばかりの新球チェンジアップも自信の源になっている。3月下旬のJR九州とのオープン戦で先発し、4回まで1失点と好投。「チェンジアップで空振りも取れたし、泳がせてゴロを打たせることもできた」と、昨年の都市対抗野球、社会人野球日本選手権でともに準優勝の強豪を相手に手応えを得た。自身の不調と重なるように、昨秋はチームも7季ぶりに3位に転落。「この春優勝すれば4年連続となって、4年生にとってはパーフェクト(春すべて優勝)。なんとしても優勝したい」。先輩を、そしてチームを、その左腕で神宮に導くつもりだ。
■ 度胸満点 向上心の塊 大瀬良大地(読売新聞) 10/6/4
向上心の塊でもある。練習では、同じ長身投手でエース番号「18」を背負う川満寛弥(2年・宮古総実)のそばを離れず、周囲に「金魚のふん」と呼ばれるほど。直球が130キロ台ながら抜群の伸びを誇る左腕に心服し、「体の使い方を学びたい」との一心からだ。
■ 九共大V 無傷10勝 2季ぶり「神宮」ゲット(西日本スポーツ) 10/5/31
2年生の左腕エース川満は今季初連投でリーグトップタイの5勝目。MVPを受賞し、指揮官に続いて胴上げされた。山内晴貴(JR東海)、山田和宏(新日鉄広畑)の2本柱がいた昨季は「誰かが何とかしてくれる」とノンビリと構えていたが、エースナンバー「18」をつけて変わった。「山内さん、山田さんが抜けて僕が支えなくちゃと思った」。山内の助言に従い、冬場は体幹強化に毎日取り組んだ。名実ともにエースとなった川満を追うのが大瀬良だ。昨夏の甲子園で花巻東の菊池雄星(西武)と投げ合った速球派。川満が好投した翌日には、続くように白星を積み重ね、一足先に5勝を挙げた。寮でも毎日のように川満の部屋を訪ねる。「川満さんが目標です。腕のしなりも球質も、あんなふうになりたい」と師のように慕う。
球速はもう少し欲しいところですがなかなかの好素質を感じさせてくれる投手ですね。
直球には伸びがあり打者は振り遅れていました。まだ細身ということもあり今後が楽しみです。
プロフィール
沖縄県宮古島出身。川満 寛弥(かわみつ ひろや)投手。
小学3年から外野手として野球を始める。
下地中時代は軟式野球部に所属し、一塁手兼外野手として活躍。
宮古総合実高では1年夏からベンチ入り。
同秋に主戦の座を獲得したが、早期敗退が続き目立った実績は残せず。
3年夏は興南高に5回コールド0対11で敗れ県大会初戦敗退。
1年秋の県大会3回戦が最高成績。甲子園出場実績は無し。
九州共立大進学後は1年秋からリーグ戦に出場。
2年春に主戦として5勝(無敗)マーク、2季ぶり優勝に導き頭角を現す。
開幕福教大1回戦で初先発初勝利、福工大1回戦で1安打初完投初完封勝利。
秋は調整ミスにより未勝利に終わったが、3年春からは先発2番手としてコンスタントに活躍、
4年春までに通算15勝(3完封)、2年春にMVP、3年春にベストナインを獲得している。
全国大会には大学選手権に4度(3年春・4年春に4強進出)、3年秋の神宮大会に出場。
1年春2回戦で大学公式戦デビューを果たすも、救援で2回3失点と結果を残せず。
2年春は初戦の先発を任され4回2死まで無安打、6回途中2安打2失点と力投したが、
中央学院大・秋吉亮に2安打完封され敗退、援護に恵まれず負け投手となった。
その後の3大会で1勝ずつを挙げ、現在の全国通算成績は3勝2敗、42回42奪三振、防2.79。
3年春の福井工大戦で6安打12奪三振2失点完投勝利、秋の函館大戦で7回2安打1失点、
4年春に広経大を散発2安打初完封、自己最速更新の143㌔記録している。
3年春は準々決勝富士大戦で5回5失点を喫し、翌日の東洋大戦にも先発を志願、
4安打完封され敗れはしたものの、優勝校相手に5回4安打1失点と結果を残した。
国際大会には3年秋のW杯に大学生で唯一出場したが、先発2試合で7回8失点と振るわず。
アメリカ戦では5回途中4失点を許した一方で、7三振を奪う力投を披露している。
3年時は日米大学野球、世界選手権の大学日本代表候補合宿にも参加。
プロ相手には4年夏の阪神2軍戦に先発、4回2失点ながら5奪三振を記録した。
リーグ通算28試合、15勝4敗、176回、138奪三振、防御率1.23。
186cm80kg、手足の長い長身細身のスリークォーター左腕。
ノーワインドアップから重心を下げ、小さめのテイクバックを取り、肘を柔らかく使った球持ちの良い
腕の振りから繰り出す最速143㌔、常時130㌔台前半から後半の伸びのある直球と
100㌔台の落差の大きいカーブ、120㌔台のスライダー、120㌔台で落ちるスプリット。
球速はさほど無いものの、球速表示以上に伸びのある直球で打者の振り遅れを誘う。
体の柔軟性に恵まれ、バランスが良く出所の見づらい、しなやかな投球フォームの持ち主。
力みの無いフォームから、まずまずまとまりのあるコントロールで投げ分ける。
仲里清監督からは10年に1人の逸材と評され、上位候補としてプロからの評価も高い。
入学当初65kgと華奢だった体格は、継続的な体作りの成果で現在15kg増の80kg、
常時130㌔前後だった球速を最速143㌔にまで伸ばし、徐々に力強さを増しつつある。
スカウトコメント
阪神・田中スカウト|12/8/12
「上位候補の投手です。球持ちがよく、動じないしね。球速はプロに入って、体力をつければもっと出ると思う」
福岡ソフトバンク・福山スカウト|12/6/14
「今年一番の状態」
ロッテ・永野チーフスカウト|12/6/14
「今年一番の出来。(1位候補の)評価は変わらない」
阪神・田中スカウト|12/6/14
「今シーズンで一番よかった」
阪神・田中スカウト|11/11/24
「球速が戻ってきたし落ちる球もよく使えていた」
ロッテ・永野スカウト|11/11/24
「(打者は)マシンで打撃練習しても対応できない難しさがある」
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成瀬、藤岡に次ぐ左のローテとして期待しています(^^)/
体も出来てきているようですし楽しみですね
http://www.daily.co.jp/baseball/2011/11/24/0004638694.shtml
柔軟性に力強さが加わってくると楽しみですね。
142の情報元は何ですか?
今日は大瀬良が迫力ある投球でしたね。
東京ドームでもMAX140km、常時135km前後記録。
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/236644