相内 誠(千葉国際)|ドラフト・レポート

相内 誠(千葉国際)

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相内 誠(千葉国際)

184cm73kg 右右 MAX143km カーブ・スライダー・カット・フォーク・シンカー
長身細身の本格派右腕。長い腕を柔らかく使い投げ下ろす角度の付いた143㌔直球が武器。
2012年西武2位
最終更新日:2013-02-01 (Fri)|2012年ドラフト指名選手

  動 画

  最新記事

 ■ 相内、学校内謹慎で自主練習(日刊スポーツ) 13/2/1

 西武鈴木葉留彦本部長(61)は1日、道交法違反の疑いで、千葉県警に摘発されたドラフト2位の相内誠投手(18=千葉国際)について、1月初旬に無期限謹慎処分から学校内謹慎になったことを明かした。現在は、個別に授業を受け、自主練習に励んでいるという。刑事処分は下っておらず、全ての処分が決定するまで、入団交渉を凍結する方針は変わらず。全ての処分が下った後、相内本人と面談を行う。

 ■ ドラ2・相内、アクアライン暴走!契約手続きストップ(スポーツ報知) 12/12/8

 西武からドラフト2位で指名された千葉国際高の相内誠投手(18)が、道交法違反(無免許運転、速度超過)の疑いで千葉県警に摘発されていた。7日、同校が記者会見で発表した。4日午前0時42分、東京湾アクアラインを走行中、29キロの速度超過で摘発された。同校からは6日に「無期限謹慎」の処分が通達されている。これを受け、西武は13日に予定されていた入団会見の欠席と、入団手続きの凍結を決断入団の可否を、本人の反省次第とした。千葉国際高によれば相内は3日夜、3年生の野球部員(18)と2人で東京スカイツリー見物へとドライブに出掛けた。車は免許取得済みの同部員のものだった。寮の門限をとうに過ぎた深夜、君津への帰り道。相内は「運転を代わってくれ」と言いだし、「それはまずい」とたしなめる友人の忠告を振り切り、ハンドルを握った。東京湾アクアラインの制限速度は80キロだが、29キロオーバーの109キロで走行。高速隊に停止を求められ、無免許が発覚。相内は教習所に通っており、仮免許は持っていた。摘発直後は「俺はもうダメだ」と落胆。高速隊の問いかけにも顔を上げて答えられない状態だったという。6日には学校から、高瀬忠章監督(67)の自宅での無期限謹慎処分が通達された。高瀬監督は「野村(克也)監督の言葉にあるように『人間的成長なければ技術の向上なし』と3年間言い続けてきたつもりですが…」と悔やんだ。この日、同校の会見では相内は出席せず、大谷晋示校長(48)が相内直筆の反省文を代読した。「周りのたくさんの人の思いを裏切ってしまった指名されたことでホッとして、気持ちがゆるんでしまいました。だんだんと野球が大好きな本来の自分を見失っていき、このような問題を起こしてしまいました。僕は野球をとったら何も残らない人間です」。原稿用紙3枚半には、自らを省みる言葉がつづられた。家庭の事情で中学1年から児童養護施設で育ち、周囲へ恩返しを誓っていた。高瀬監督も「小さい頃から恵まれない環境で育ち、プロ野球選手になりたい夢を持ち続けてきた。反省して許されるなら一流の選手になれるよう、チャンスを与えていただければ。本人は一縷の望みを持っています」と頭を下げた。ドラフト前にはツイッターで「早くランボルギーニ乗りてー」とつぶやき、仮契約後には「一流になってから、高級な車を買いたい」と若者らしい夢を描いていた。渡辺監督が現役時代につけた「背番号41」を託されたエース候補。入団会見を前に、余りに軽率すぎる行動だった。

 ■ 房総のダル わずか25球終戦/千葉大会(日刊スポーツ) 12/7/18

 注目右腕・相内誠(3年)を擁する千葉国際は、日大習志野に惜敗。相内は初戦に続き救援で1イニング投げただけで、2試合わずか2イニング25球で最後の夏を終えた。「自分がもっと強ければ」。相内は何度もこの言葉を口にし、自分を責めた。この日は一塁手として先発出場。出番は2-3とリードされた8回だった。三振を1つ奪い、14球で3者凡退に片付けた。9回、「もしかしたら最後かもと思った。でも絶対またチャンスが来て、味方が打ってくれる」と信じた。だが、最後の打者が二飛に倒れ、相内の短い夏は終わった。多彩な変化球を武器にする器用さも、「打てるもんなら打ってみろ」というだけの気持ちの強さもある。184センチと身長もある。しかし体は細く、スタミナがない。「連投するとすぐ肩や腰を痛めるから弱い」。今大会に向けて体重を落とさないように努力し、連投対策で球数を多く投げる練習もしてきた。一方でチームは、相内がなるべく連投にならないように、3回戦までは先発させず、抑えで起用する作戦だった。相内は「自分が強ければ今日も先発して投げられた。監督を甲子園に連れて行きたかったんですけどそれができなくて…」と言ったところで声を詰まらせた。高瀬忠章監督(67)も「悪かった。2回しか投げさせてやれなくて。甲子園を狙えるという夢を持たせてくれてありがとう」と涙をこぼした。初戦に日米13球団が集まったプロのスカウト陣は、この日も6球団10人がそろった。2試合2イニング25球しか投げなかったが、評価は変わっていない。西武の前田俊郎編成部育成・アマチュア担当は「将来性十分。センスがいい。スタイルもバランスも良く、申し分ない」と話した。相内本人も「プロに行きたい」という。「つらくて何度もやめたいと思ったけど、仲間がいてくれた」。キレのある球で三振に打ち取る強烈な印象と、せつない笑顔を残して、姿を消した。

   12夏        回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:士   気   1  1  1     0 140㌔
   3回戦:日大習志野   1  0  1  0  0
               2  1  2     0 防0.00
                 被安打率4.50 奪三振率9.00

過去記事

 ■ “房総のダル”千葉国際・相内に日米13球団殺到(スポーツ報知) 12/7/16

 “房総のダル”こと千葉国際の143キロ右腕・相内誠(3年)の初登板に、日米13球団36人のスカウトが大集結。救援で1回を1安打1奪三振無失点だったが、潜在能力の高さを評価する声が相次いだ。10点リードの6回だ。相内は高瀬忠章監督(67)に「投げさせてください」と志願し、一塁からマウンドへ。スカウトが一斉にスピードガンを向ける中、184センチからカーブとカットボールを交え1回を15球。1安打を許したが、最速139キロを記録したキレと角度のある外角直球で、空振り三振を1つ奪った。雨で練習試合が流れたため、中2週間の実戦登板。その影響もあり「直球が走らなかった。7割くらいのでき。内容は別として勝てて良かったです」と不満顔だ。ネット裏には今夏、関東で一番の熱気が充満した。日米13球団36人ものスカウトが詰めかけた。ツインズ・高橋スカウトは「手先が器用で感度が良い。体ができてくれば球速も速くなるので楽しみ」と二重丸。異例の高校生視察となったDeNAの高田繁GMも「体が良いし楽しみ。もうちょっと長い回を投げるところを見てみたい」と関心の高さを隠さなかった。今夏の目標は「無失点で甲子園へ」だ。今春の県大会では5戦計40回を投げて42K、自責0(2失点)。8強まで導いたが防御率0・00のまま敗退。「失点ゼロなら負けない」と、夏の大会での連投に備えて股関節のトレーニングに励んできた。“ナニワのダル”はセンバツを制したが「(大阪桐蔭の)藤浪君とはレベルが違う。自分は崖っぷち」と冷静に現実を見つめた。「でも、甲子園へ行けばプロへも近道になる」。ネット裏では相内の潜在能力を評価する声が相次いだ。昨秋のドラフト会議で“九州のダル”武田翔太(宮崎日大)、“下町のダル”吉本祥二(足立学園)を1、2位で指名したソフトバンクの永山スカウト部長は「バネもあって走り方も良い。将来が楽しみですね」と高評価。地元・千葉のロッテ・永野チーフスカウトも「腕が長くて、打者はスピードガン以上に球速を感じると思います」と目を細めた。
 阪神を含む日米13球団36人がネット裏に集結する前で、六回から2番手として登板。1回1安打1奪三振の無失点で試合を締めた。ロッテの永野チーフスカウトが「球速以上のキレがある」と話せば、自ら足を運んだDeNA・高田GMも「体がいいね。長いイニングを投げるところを見てみたい」と期待した。(デイリースポーツ)
 国内11球団にツインズ、マリナーズの日米計13球団約40人のスカウトが一斉にスピードガンを向け、メモ帳にペンを走らせた。この日の球速はツ軍のガンで140キロ。DeNA・高田GMは「体がいい。長い回を投げるのを見たい」。ツ軍の高橋スカウトは「手先が器用。球はこれからもっと速くなる」と評価した。「メジャーであれだけできるダルビッシュさんはすごい。下位指名でもいいのでプロに入りたい」と明確な目標を口にする。(SANSPO)

 ■ 千葉国際・相内誠、5戦47K防御率0・00(日刊スポーツ) 12/7/6

 私の推しメン投手は、プロスカウトから関東NO・1右腕の呼び声高い「房総のダルビッシュ」の異名をとる千葉国際の相内誠(3年)だ。2年からエースとして活躍。昨夏の県大会1回戦で初回先頭打者から9者連続三振を奪い、一気に注目の的となった。今年はさらに進化を遂げ、184センチの長身から振り下ろす最速143キロの直球に加え、カーブ、スライダー、フォークボール、カットボールとすべてストライクが取れる4つの変化球を習得。昨年は直球勝負で打たれることもあり「どこでもマシン練習をしている。速い球は慣れれば打たれる」と考えた。変化球の練習を本格的に開始し、ひと冬越えて一段とパワーアップした。今年の春季県大会ではその日の調子や打者に合わせて器用に投げ分け、習得した変化球で打者を次々に仕留めた。腰を痛めながらも予選から5試合40回を投げ47奪三振、防御率は0・00を記録し実力を証明した。高瀬忠章監督(67)も「今まで見てきた中で最高」と目を細める逸材である。「変化球もあるし今年は自信あります」と真っすぐ目を見て語る。照れながら「打てるもんなら打ってみろ! って思うようにしています」と、愛嬌のある笑顔で話す大型右腕に期待大だ。

 ■ 千葉国際・相内、千葉No.1投手!!(デイリースポーツ) 12/5/30

 手足の長いスラリとした体から、伸びのある直球が放たれる。多彩な変化球のコントロールも絶妙。激戦区・千葉で、No.1ピッチャーとの呼び声が高いのが千葉国際・相内だ。春季県大会では、同校初となる8強進出の立役者となった。5試合40回を投げて自責点ゼロ。しかも大会途中からは、死球の影響で腰痛を抱えながらの登板だった。敗れはしたが、準々決勝の拓大紅陵戦では最速143キロを誇る直球が130キロ程度しか出ない中、変化球をコーナーに投げ分けて強豪を八回の1点のみに封じ込めた。プロスカウトの注目度は高い。「スケールがあって変化球でストライクが取れる繊細で指先も器用なのでは」、「腕の振り、使い方が柔らかい」と賛辞が並ぶ。開始直前で雨天中止となった3回戦の会場には、10球団が集結したほどだ。昨夏の県予選1回戦・松戸馬橋戦では初回先頭から9連続奪三振を記録。高瀬忠章監督(67)は「投手としてあらゆるものを持っている」と、ポテンシャルを表現する。16強に終わった昨秋県大会後は、全体練習後も坂道で走り込むなど意識も変わった。体調が万全なら、さらにすごみを増した姿が見られるはずだ。「下半身がまだまだ弱い。連投しても球速が変わらない強い投手になりたいプロが目標なので、夏には甲子園に行きたいです」。房総の大器は、夢の聖地とさらにその先を見据えている。

 ■ 千葉国際・相内9K完投で初8強(デイリースポーツ) 12/5/5

 千葉国際が千葉英和を下して初の8強入りを決めた。プロ注目右腕・相内誠投手(3年)が、腰痛を抱えながら9奪三振で1失点完投。視察した6球団のスカウトの前で大器の片りんを見せた。2回戦・長狭戦で受けた死球の影響で痛みがある中、昨秋県王者をねじ伏せた。130キロ台中盤と本調子でない直球でなく変化球での勝負を選択。カットボールなど軸に、七回には3者連続三振も奪った。阪神の菊地スカウトは「スケールがあって、変化球でストライクが取れる。なかなかいない」とうなった。3試合連続完封こそ逃したが、ブロック予選から4試合31回でいまだ自責はゼロ。計37奪三振と勢いは止まらない。「英和に勝つことが目標だったのでうれしい。チームにとっても自信になる」。180センチの右腕は、つかんだ手応えに笑顔を見せた。

   12春       回数 被安 奪三 四死 失点
   地区予:君津商    4     4     0 142㌔

   12春       回数 被安 奪三 四死 失点
   1回戦:幕張総 先  9  2  11     0
   2回戦:長 狭 先  9  4  13     0
   3回戦:千葉英 先  9  3  9     1 139㌔
   準々決:拓大紅 先  9  4  5  4  1
             36  13  38     2 防0.00
                被安打率3.25 奪三振率9.50

 ■ 連続9Kでも「出来は60点」 千葉国際・相内投手(asahi.com) 11/7/12

 千葉国際のエース相内誠(2年)が快投。背番号1として初のマウンドで、先頭打者から9連続奪三振を演じた。直球主体の積極的な投球に「1球目からいけると感じた」。先頭打者こそフルカウントまで粘られたが、空振り三振。その後は外角への最速140キロの直球で三振の山を築いた。快投は打線の爆発を呼び込み、5回コールド勝ち。もっとも5回に初安打を喫して得点を許し「出来は60点」と辛めだ。「高めに浮いた球もあり、強いチームなら全部打たれる。打たせて取るために低めに丁寧に投げたい」と次戦を見据えていた。

   11夏        回数 被安 奪三 四死 失点
   1回戦:松戸馬橋 先  5  1  10  1  1
   2回戦:土  気 先  9  6  9  3  1
   3回戦:佐  倉 先  7  7  6  1  2
   4回戦:千葉商付 先  8  10  0  2  5
              29  24  25  7  9 防2.79(失点から計算) 
          被安打率7.45 奪三振率7.76 四死球率2.17

  プロフィール

 千葉県旭市出身。
 相内 誠(あいうち・まこと)投手。
 小学4年から野球を始め、天羽中時代は軟式野球部に所属。

 千葉国際高では1年夏からベンチ入り。
 主戦となった2年夏初戦松戸馬橋戦で、先頭から9者連続奪三振を記録し注目を集める。
 その後も好投を披露し、土気戦で1失点、佐倉戦で2失点(7回コールド)完投勝利。
 5番打者としても4試合打率.467(15打数7安打)4打点の好成績を残した。
 2年秋は初戦で準V校・東海大望洋とぶつかり、接戦を演じるも8回9安打3失点で完投負け。
 10月から11月にかけて行われた南部大会では、準決勝で木更津総合を3安打1失点、
 決勝で拓大紅陵を3失点に封じ、強豪校相手に連続完投勝利を収めている。
 3年春に5試合40回を投げ自責0の大活躍で、創部20年目で初となる8強進出を達成。
 腰痛を抱えながらも県大会全4試合を完投(2完封)、全40回で42奪三振をマークした。
 1・2回戦で連続完封、千葉英和に3安打1失点、拓大紅陵に4安打1失点完投勝利。
 3年夏は温存策が裏目となり3回戦敗退、救援で2試合2回のみと目立った活躍は出来ず。
 視察に訪れた日米13球団スカウトからは、将来性を高く評価する声が挙がった。
 県大会準々決勝進出が最高成績。甲子園出場実績は無し。

 184cm73kg、手足の長い長身細身の本格派右腕。
 ノーワインドアップからステップ幅狭めに踏み込み、開き早めに肘を使った柔らかい腕の振りから
 投げ下ろす最速143㌔の直球とカーブ、スライダー、カットボール、フォーク、シンカー。
 現状下半身に弱さを感じさせ常時130㌔台ながら、切れの良い直球を武器とする本格派。
 直球、変化球を同じ腕の振りから投げ込み、変化球でカウントを作れる手先の器用さも売り。
 今後の体作りで更なる球速アップが見込まれ、将来性の高さをプロから注目される。

  スカウトコメント

西武・前田俊郎編成部育成アマチュア担当|12/7/18
 「将来性十分。センスがいい。スタイルもバランスも良く、申し分ない」
ツインズ・高橋スカウト|12/7/16
 「手先が器用で感度が良い。体ができてくれば球速も速くなるので楽しみ」
DeNA・高田繁GM|12/7/16
 「体が良いし楽しみ。もうちょっと長い回を投げるところを見てみたい」
ソフトバンク・永山スカウト部長|12/7/16
 「バネもあって走り方も良い。将来が楽しみですね」
千葉ロッテ・永野チーフスカウト|12/7/16
 「腕が長くて、打者はスピードガン以上に球速を感じると思います」
プロスカウト|12/5/30
 「スケールがあって変化球でストライクが取れる。繊細で指先も器用なのでは」
 「腕の振り、使い方が柔らかい」
阪神・菊地スカウト|12/5/5
 「スケールがあって、変化球でストライクが取れる。なかなかいない」
ソフトバンク・宮田善久スカウト部長補佐|11/11/17
 「球の質は一球品。指先の感覚が良く、カーブ、スライダーの変化球も真っすぐと同じ腕の振りで来る。ベース付近でのキレが素晴らしい。打つ方も、中田翔を意識しているのか、雰囲気がありバットが振れる。ヘッドの使い方もうまい。体重を増やしてひと冬越えたら、大化けするかもしれない。モノが違う。驚いた」

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