第101回全国高校野球選手権大会/スカウト総括|ドラフト・レポート

第101回全国高校野球選手権大会/スカウト総括

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    【進  路】 高校生/大学生  甲斐野 上茶谷 梅津 吉田 根尾 小園 藤原
    【球団別】 楽天 阪神 千葉 中日 オリ 横浜 日ハム 巨人 福岡 東京 西武 広島
    【19候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



こちらではプロスカウトによる2018年夏の甲子園総括をまとめています。
注目選手プロフィール 優勝校予想アンケート 投手成績 打撃成績

 ■ ソフトバンク・永井スカウト 注目逸材(西日本スポーツ) 19/8/14

 大会第7日の12日で出場49校が全て登場した今夏の甲子園。スカウト陣が丹念にチェックした「プロ注目の逸材」を、福岡ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長に語ってもらった。
 今大会には出場していないが、高校野球史上最速となる「163キロの剛腕」に触れないわけにはいかない。大船渡の右腕・佐々木朗希について「彼中心のドラフトになる。佐々木君にいくのか、いかないのかで変わる。いいのは、もう分っているので」と断言。佐々木次第で、各球団のドラフト戦略も変わってくるというわけだ。さて、今大会ナンバーワンに挙げたのは、星稜のエース奥川恭伸。「コントロール、変化球の質。投げるレベルが高く、既にゲームメークができる。佐々木君か、奥川君の将来性を取るか。各球団の方針次第」と佐々木と“双璧”の素材という位置づけだ。春夏連続出場だった津田学園の右腕・前佑囲斗は、静岡との1回戦で160球を投げ切って完投。182センチ、87キロの恵まれたサイズから投げ下ろす力強さとタフネスぶりに「投手らしい投手。伸びしろも感じるし、春より全然良かった」と成長を評価した。左腕では、近江の林優樹と高松商の香川卓摩。身長は林が174センチ、香川は165センチながら「小柄で細身の左腕ですが、2人とも指先の感覚がいいし、将来が楽しみな存在」という。野手では、八戸学院光星の遊撃手・武岡龍世の名前を挙げ「ボディーバランスがいい足もあるし、センスがある選抜のときより、打球も飛んでいるイメージがある」と絶賛。履正社の4番・井上広大は「体に力がついて、選抜よりずっと良くなった」と高評価した上で「まだ、ぼてっとした“子どもの体”ですから、上の世界で体をつくれば、もっとすごくなるでしょう」と将来の大砲候補として位置づけた。地元の九州勢は、筑陽学園の捕手・進藤勇也を高く評価。「肩の強さだけでじゃなく、送球の正確性、ストライク送球の確率が圧倒的に高いですね」と能力の高さに二重丸をつけた。同じ捕手では智弁和歌山の東妻純平を「(身長172センチで)体は小さめだけど、打撃に力もあるし、動きも速いウチの(甲斐)拓也っぽいです」と“甲斐キャノン2世”に指名。同じ智弁和歌山の二塁手、黒川史陽も「二塁、三塁が守れて、打つ方もいいのは魅力」と評価した。

 ■ 星稜・奥川は「高校生の中にプロや社会人が入っているよう」(報知) 19/8/12

 12日で全49校が登場。今秋ドラフト候補や将来の有望株を巨人・長谷川スカウト部長に聞いた。
 ▽星稜・奥川恭伸投手「バランスがいいし変化球の精度を含め、高校生としては突出している。マウンドでのプレートさばきや落ち着きは、高校生の中にプロや社会人が入っているように感じる」
 ▽津田学園・前佑囲斗投手「変化球、ストレートとどのボールでもストライクが取れるし、緩急がつけられる。ランナーが得点圏に進むとギアチェンジできるし、すごく指先の感覚がいい」
 ▽霞ケ浦・鈴木寛人投手「背格好がいいし、真っすぐとフォークもいい。プロには先発だけじゃなくて、中継ぎや抑えということもあるし、可能性はある」
 ▽近江・林優樹投手「腕の振り、球種で緩急をつけているし、インステップしてくる。高校生ではなかなか打てない。スワローズの石川のような、体の使い方が上手で、ピッチングセンスがある」
 ▽中京学院大中京・赤塚健利投手「(193センチの)体が目立つよね。まだ投げるので精いっぱい。どんどん経験を積んでいけば、いい結果が出てくるタイプ)」
 ▽星稜・山瀬慎之助捕手「「地肩が強い。最近の中では見たことがないくらい。地肩の強さは、大学でも社会人でもそんなに変わらない。(中京学院大中京の)藤田と2人が目立っている」
 ▽智弁和歌山・東妻純平捕手「走攻守がそろっている。ゲームの流れをよく読んでいる」
 ▽八戸学院光星・武岡龍世遊撃手「球際に強い。守りでも打つ方も。ウイニングショットを当てられる。嫌らしいチャンスメーカータイプ」
 ▽花咲徳栄・韮沢雄也遊撃手「プレー全般が柔軟。バットコントロールが上手だし、逆方向に打てる」
 ▽履正社・井上広大「ホームランはあまり当たりがよくなかったけど、外野フライの高さがすごい。インパクトが強いし、バットの使い方が柔らかい。どこにでも放り込めるバッターになれる。右の長距離砲はなかなか出てこないから、楽しみ」
 ▽東海大相模・遠藤成投手兼遊撃手「打者としてみている。差し込まれてもさばけるし、見た目以上に脚力もある。ショートだけじゃなくサードや外野でも、オールラウンドで可能性を模索できる」

 ■ 評価上がる星稜・奥川 中日スカウト陣が初戦チェック(中日スポーツ) 19/8/13

 第3試合の智弁学園を最後に全49代表が出そろった12日、中日スカウト陣は一通りのチェックを終えた。目玉選手が少ない中、星稜・奥川が、さらに評価を上げる形となった。米村チーフスカウトは「重圧がある中で地方大会を勝ち抜き、勝てる投手に成長した。エースの自覚も感じられる。プロは勝たないといけない世界。そういう面も大事」とまず、奥川のメンタル面を高評価。さらに、「負けが少ない、貯金ができる投手になるのでは。10勝を何年も続けられると思う」とプロ入り後の活躍を展望した。もう1人、評価を上げたのが津田学園・。「スピードもあったし、制球も良かった変化球でストライクを取れるようになり、まとまってきたセンバツより良くなっている」と好印象。また、霞ケ浦・鈴木寛は、「初回に打たれて、整理ができないまま終わってしまったよう。ただ、素材はいい。評価は変わらない」と下げることなく、上位候補に位置付けた。野手はやや小粒だったが、星稜の強肩捕手、山瀬や、八戸学院光星・武岡と花咲徳栄・韮沢の両遊撃手の攻守に渡るセンスに注目した。同チーフは「山瀬の地肩は超一流。打撃に課題はあっても、まずは守備を重視したい。あの肩は希少」と評価した。

 ■ 星稜・奥川の評価突出 霞ケ浦・鈴木寛&津田学園・前も注目度上昇(デイリー) 19/8/13

 全国高校野球選手権は12日、甲子園球場で2回戦が行われ、代表49校が初戦を終えた。プロ野球12球団スカウトが評価した選手は…。候補が少ないとの声も上がる中、投手では星稜・奥川の評価が突出している。霞ケ浦・鈴木寛、津田学園・の注目度もさらにアップ。巨人・長谷川スカウト部長は前に対し、「指先の感覚がいい」と緩急を駆使した投球術を称えた。野手では捕手に好素材がそろった。星稜・山瀬、智弁和歌山・東妻のほか、その2人とともに侍ジャパン高校代表第1次候補に挙がる中京学院大中京・藤田も存在感。楽天・後関スカウト部長は「みんな地肩が強い」と実力を認めた。下級生にも有望選手が集まり、仙台育英・笹倉ら1年生が続々とデビューした。阪神・畑山統括スカウトは「自分のプレーができている」と称賛。2年生では明石商・中森来田、東海大相模・西川山村鵜沼らが来秋ドラフト候補として期待を集めた。

 ■ 星稜・奥川は「1年目で活躍できる即戦力」(SANSPO) 19/8/13

 第3試合の智弁学園を最後に、全49代表が初戦に登場。プロ12球団のスカウトの視察が、ひとまず終了した。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは、超高校級として星稜の右腕・奥川の名を挙げ「完成度が高く、プロに行っても1年目での活躍がイメージできる即戦力」と説明。次に津田学園・、霞ケ浦・鈴木、習志野・飯塚の右腕3人を挙げた。野手では智弁和歌山の捕手・東妻、八戸学院光星の内野手・武岡がリストアップされている。昨夏の甲子園に出場した選手は、ドラフトで13人が指名を受けた(1位4人、2位2人、3位1人、4位2人、5位4人)。「大舞台に強い」「強い相手との対戦で結果を出した」と評価を上げる場になった例は多い。

 ■ 奥川は全てが突出/巨人スカウト部長が注目選手語る(日刊スポーツ) 19/8/12

 巨人長谷川国利スカウト部長が12日、視察を続けてきた甲子園大会の注目選手について語った。この日で全49校が出場した。
【投手】
 ▼星稜・奥川恭伸投手「バランス、球威、変化球の精度、全てが高校生としては突出している。マウンドでのプレートさばきも落ち着いており、センスを感じる。高校生の中で1人、プロか社会人の選手がいるみたい」
 ▼津田学園・前佑囲斗投手「バランスが良い。変化球も、直球も、緩急をつけてストライクが取れる。得点圏に走者がいれば、ギアチェンジしてストライクが取れる。指先の感覚がいいのだろう」
 ▼霞ケ浦・鈴木寛人投手「素材として、背格好がいい。手も長い。直球、フォークがいい。プロでは、セットアッパーとしての可能性もあるのでは」
 ▼近江・林優樹投手「ヤクルト石川みたい。緩急をつけて、体の使い方が上手。投球センスがある。同じ腕の振りで、インステップ。なかなか、打てない」
【野手】
 ▼八戸学院光星・武岡龍世内野手「球際が強い。投手からすれば、打ち取ったはずの球を当てられるのは嫌らしい。チャンスメークの打撃ができる」
 ▼花咲徳栄・韮沢雄也内野手「プレー全般が柔軟。バットコントロールもうまく、逆方向に打てる」
 ▼東海大相模・遠藤成内野手「野手として見ているが、昨日(11日)は投手として出た。相手打者が差し込まれている。見た目以上に脚力がある。遊撃含め、三塁、外野といろいろな可能性を模索できる」
 ▼中京学院大中京・藤田健斗捕手、星稜・山瀬慎之助捕手「2人とも地肩の強さが目立つ。高校では、そうはいない」
 ▼智弁和歌山・東妻純平捕手「体は大きくないが、走攻守がそろっている。経験も豊富で、試合中に読んでやっている」
【2年生】
 ▼明石商・中森俊介投手「2年生なら、この投手。球威がある」
 ▼明石商・来田涼斗外野手「野球を楽しそうにやっているのがいい」
 ▼東海大相模・西川僚祐外野手「スイングスピードがすごい。体も野球選手じゃないぐらい」
【1年生】
 ▼仙台育英・笹倉世凪投手、仙台育英・伊藤樹投手「笹倉君は1年生でこの舞台で投げるのがすごい。入学して、3、4カ月で対応している。野球センスがある。伊藤君も、しなやかさを感じる」

 ■ 星稜・奥川はヤンキース・田中のようなピッチングのうまさ(スポニチ) 19/8/13

 出場49校が全て登場し、元日本ハムスカウトの芝草宇宙氏が今大会の注目選手を挙げた。
 星稜の奥川は、投手「四天王」の中で唯一の出場。改めて見ると、沈み込んで投げるタイプではない。このようなタイプの投手がプロに入ってどう成長するかが興味深い。これだけ甲子園で活躍して、ピッチングがうまいところは田中将大のようだ。当然2位などに残る選手ではない。その状況でスカウトがどう見極めていくか。習志野の飯塚は気持ちの強さとセンスの良さがある。星稜や智弁和歌山と渡り合った旭川大高の能登、米子東の森下も十分に力を見せた。また、将来的な伸びしろを感じたのが八戸学院光星の山田。直球が生きていたし、シンカーが有効。死球を与えても崩れないのが良かった。野手では八戸学院光星・武岡が光った。智弁学園戦で打った中越えソロ。低めのボールに対応していた。3割打てる打者は低めを捉えられる。智弁和歌山の黒川は順調に育っていると感じた。5季連続出場と野球の運もある。日の当たるところでやれるものを持っているのだろう。)

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最終更新日:2019-08-14(水)|全国大会 | コメント(0) Page Top↑


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